カード説明

ここでは本作品上にでてきたカードの説明をします。

カード名

屑鉄カゴ/Scrapbasket (くずてつかご)
マナコスト(4)
タイプ

アーティファクト・クリーチャー - カカシ

テキスト

(1):屑鉄カゴはターン終了時まですべての色になる。

フレーバかつてはキスキンの農夫の道具だった様々なカカシは、純朴な魔法の残滓に操られながら、シャドウムーア全土を渡り潜んでいる。
P/T3/2
備考

MTGのシャドームーアに登場するクリーチャー。マナコストに対するP/T(攻撃力と防御力)は良いとはいえない。テキストの特殊能力はこのクリーチャーがすべての色になるというもの。MTGには白、青、黒、赤、緑の五色の色の種類があるが、このクリーチャーはそれらすべての色になれる。色を参照して特殊能力を発揮するカードが他にあれば、それに恩恵を与えることが出来る。

本作にでてくる屑鉄カゴは主人公が適当に作ったものなのでパワーとタフネスは1/2になってしまっている。

カード名

灰色熊/Grizzly Bears (はいいろぐま)
マナコスト(1)(緑)
タイプ

クリーチャー — 熊(Bear)

テキスト

フレーバドミナリアの灰色熊から走って逃げてもむだだ。追いつかれ、たたきのめされたあげくの果てに食われちまうのがオチだ。もちろん、木に登るのは手だろうさ。そうすれば、灰色熊が木を倒してお前さんを食っちまう前に、ちょっとした風景を楽しめるからな。
P/T2/2
備考

古くからMTGに登場するクリーチャー。バニラと呼ばれるなんら特殊能力のないクリーチャーである。
初心者へのMTGの説明のときに良く使われる。

カード名

巨大化/Giant Growth (きょだいか)
マナコスト(緑)
タイプ

インスタント

テキスト

クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+3/+3の修整を受ける。

フレーバ
P/T
備考

クリーチャーをターン終了まで強くする魔法。
緑の代表格ともいえる呪文で古くから存在している

カード名

小走り犬/Scuttlemutt (こばしりいぬ)
マナコスト(3)
タイプ

アーティファクト・クリーチャー - カカシ

テキスト

(T):あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。

(T):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで、あなたが選んだ色または選んだ色の組み合わせになる。

フレーバ川から物品を往復するために作られたそれは、ある日染料の瓶を持って姿を消した。
P/T2/2
備考マナ・ソース能力を有するアーティファクト・クリーチャー。マナ加速に用いたり、色の安定に役立つ。

カード名

ショック/Shock (しょっく)
マナコスト(赤)
タイプ

インスタント

テキスト

クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。ショックはそれに2点のダメージを与える。

フレーバ
P/T
備考

クリーチャー、プレーヤーにダメージを与えられる直接火力。赤の特性をよく表したカードである。
余談だが直接火力と呼ばれるダメージを飛ばす呪文は赤に多い

カード名

逆行/Regress (ぎゃっこう)
マナコスト(2)(青)
タイプ

インスタント

テキスト

パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。

フレーバ
P/T
備考

バウンスと呼ばれる、カードを手札に戻すスペル。本作では転移魔法の一種として存在している。

カード名

炎の投げ槍/Flame Javelin (ほのおのなげやり)
マナコスト(2/赤)(2/赤)(2/赤)
タイプ

インスタント

テキスト

((2/赤)は任意の2マナか(赤)で支払うことができる。このカードの点数で見たマナ・コストは6である。)

クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。炎の投げ槍はそれに4点のダメージを与える。

フレーバ彼女にその恐るべき正確さが無かったなら、槍放りのギャラは恐るべき正確さで名をはせただろう。
P/T
備考

赤マナでなくともコストを払える火力。しかし、払うマナは多くなる。その性質上赤のデッキ以外に入れることも出来るが、そうするとマナ効率が悪い。

カード名

ガイアの抱擁/Gaea's Embrace (がいあのほうよう) 
マナコスト(2)(緑)(緑)
タイプ

エンチャント — オーラ(Aura)

テキスト

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントされているクリーチャーは+3/+3の修整を受けるとともにトランプルを持つ。

(緑):エンチャントされているクリーチャーを再生する。

フレーバ森は戦いのために立ち上がった。人々を救うためではなく、森自身を救うために。
P/T
備考

クリーチャーを強化するスペル。本来プレーヤーには何の恩恵も与えないエンチャントであるが、本策では術者本人を強化できることにした。バリアジャケットの代わりである。他の抱擁サイクルと違い、唯一飛行を持たないが修正量が多い。
また、トランプルとはクリーチャーに与えるダメージがそのクリーチャーを破壊するのに十分だった場合、残りダメージをプレーヤーに振り分けてよいと言うものである。本作では障壁を割った際に残りのエネルギーを術者に与える。

カード名

シヴの抱擁/Shiv's Embrace (しう゛のほうよう)
マナコスト(2)(赤)(赤)
タイプ

エンチャント — オーラ(Aura) 

テキスト

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントされているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに飛行を持つ。

(赤):エンチャントされているクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。

フレーバ敵の姿を装え。戦場でそいつを出し抜くために。そう長はおっしゃっている。
P/T
備考

クリーチャーを強化するスペル。本来プレーヤーには何の恩恵も与えないエンチャントであるが、本策では術者本人を強化できることにした。バリアジャケットの代わりである。

カード名

のぞき見/Peek (のぞきみ)
マナコスト(青)
タイプ

インスタント 

テキスト

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの手札を見る。

カードを1枚引く。

フレーバ
P/T
備考対戦相手の手札を見るカード。しかし、その効果よりもドローを期待して使われることもしばしば。作中では相手の視界を得、心の挙動を感じるといった効果となっている。

カード名

不可視/Invisibility (ふかし)
マナコスト(青)(青)
タイプ

エンチャント — オーラ(Aura) 

テキスト

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントされているクリーチャーは壁(Wall)によってしかブロックされない。

フレーバヴェリックは息を止めた。息をしていても居場所がばれるわけではなかったが、嫌でもゴブリンが臭うのだ。
P/T
備考

クリーチャーを壁以外にブロックされないようにするスペル。作中では名前の通り不可視にする。

カード名

勇士の再会/Heroes' Reunion (ゆうしのさいかい)
マナコスト(白)(緑)
タイプ

インスタント

テキスト

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは7点のライフを得る。

フレーバあなたは私の民がファイレクシアのもたらす悲運から逃れるのに手を貸してくれました。私がそのお返しをしないと思っていたんですか。
——— エラダムリーからジェラードへ
P/T
備考

白と緑によくあるライフゲインスペル。マルチカラーだけあって、マナに対する回復量が大きい。

カード名

時間停止/Time Stop (じかんていし) 
マナコスト(4)(青)(青)
タイプ

インスタント

テキスト

ターンを終了する。

フレーバ
P/T
備考テキストが一言であるのが非常に美しいカード。しかし、その効果はこのカードのためにルールが一つ作られるほど複雑である。作中では実際に時間を止めるというとんでもない効果を発揮する。しかし、その時間は非常に短くソーサリータイミングの呪文を唱えるのでいっぱいいっぱいである。

カード名

最下層民/Pariah (さいかそうみん)
マナコスト(2)(白)
タイプ

エンチャント

テキスト

エンチャント(クリーチャー)
あなたに与えられるすべてのダメージは、代わりにエンチャントされているクリーチャーに与えられる。

フレーバ
勇敢な騎士の生涯も、名誉がなければ無意味なものだ。

P/T

備考

プレーヤーへのダメージをクリーチャーに肩代わりさせるカード。相手のクリーチャーにつければ、除去と防御を同時に行うことが出来る。作中ではダメージを受けるのと移すのでタイムラグが生じる設定となっている。名称的には白らしくないと個人的には思う。

カード名

見張り翼のカカシ/Watchwing Scarecrow (みはりつばさのかかし)
マナコスト(4)
タイプ

アーティファクト・クリーチャー — カカシ(Scarecrow)

テキスト

見張り翼のカカシは、あなたが白のクリーチャーをコントロールしている限り警戒を持つ。

見張り翼のカカシは、あなたが青のクリーチャーをコントロールしている限り飛行を持つ。

フレーバ
翼は小枝の杖に支えられている。 杖は純粋な信仰に支えられている。

P/T

2/4

備考

他の色のクリーチャーがいる場合、能力をもつアーティファクトクリーチャー。
白のクリーチャーがいる限り警戒を持ち、青のクリーチャーがいる場合飛行を持つ。
本編では説明がなかったが、警戒とは攻撃に参加してもそのクリーチャーがタップしない能力である。そのため、攻撃しても警戒を持つクリーチャーは防御に参加したり、タップ能力を行使することが出来る。
本編でこの能力は攻撃モーションの後にバランスを崩し難いというくらいで処理している。

カード名

マナの反射/Mana Reflection (まなのはんしゃ)
マナコスト(4)(緑)(緑)
タイプ

エンチャント

テキスト

あなたがマナを生み出す目的でパーマネントをタップする場合、代わりにそれはその2倍のマナを生み出す。

フレーバ
シャドウムーアは、その闇の深さにもかかわらず、成長を欠いているわけではない。 その闇の中にはうごめくものどもが群れ成しているのだ。

P/T

備考

マナを二倍にするカード。しかし、そもそものコストが重すぎて、あまり使われていない。今回は冷鉄の心臓で出し切れないマナを補うために張っている。ただ、マナを大量に出すことが出来るとしても、それを上手くコントロールできるのは今のところ亮也しかいない。

カード名

刈り取りの王/Reaper King (かりとりのおう)
マナコスト(2/白)(2/青)(2/黒)(2/赤)(2/緑)
タイプ

伝説のアーティファクト・クリーチャー — カカシ(Scarecrow)

テキスト

((2/白)は任意の2マナか(白)で支払うことができる。このカードの点数で見たマナ・コストは10である。)

あなたがコントロールする他のカカシ(Scarecrow)・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。

他のカカシがあなたのコントロール下で場に出るたび、パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。

フレーバ
刈りの時間だ。 It's Harvest Time

P/T

6/6

備考

話の中には出てこないが、そのフレーバーテキストを使用した。
クリーチャータイプ・カカシのロード的存在。
狩りではなく刈りのところがカカシっぽくて気に入っている。
このフレーバーテキストを言わせるのは、主人公がカカシを作った時点で決まっていた。

カード名

ゼフィドの抱擁/Zephid's Embrace (ぜふぃどのほうよう)
マナコスト(2)(青)(青)
タイプ

エンチャント

テキスト

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントされているクリーチャーは、+2/+2の修整を受けるとともに飛行と被覆を持つ。(それは呪文や能力の対象にならない。)

フレーバ
呪文はお前を避けるだろう。みんながお前を避けるのだ。

P/T

備考

抱擁サイクルの一つ。
クリチャーに飛行と被服を持たせる。被覆とは呪文や能力の対象にならない能力のことである。しかし、対象にならないだけで、全体に効果のある呪文では普通にダメージをくらう。
本作では被覆の効果は魔力的、工学的にジャミングをするというもの。故に相手が確実に当たるように狙ったとしても、体ひとつ分くらいずれてしまう。
もっとも、スターライトブレイカーのように、狙う範囲が広いものには意味がない。

カード名

破れ翼トビ/Tatterkite (やぶれつばさとび)
マナコスト(3)
タイプ

アーティファクト・クリーチャー — カカシ(Scarecrow)

テキスト

飛行

破れ翼トビの上にはカウンターを配置できない。

フレーバ
枝と屑鉄をつなぎ合わせたんだけど、どうした加減か調整抜きで完璧に決まったんだ。」
——— 纏め鍛治のブラエナ

P/T

2/1

備考

飛行を持つアーティファクトクリーチャー。カウンターが置けないという能力はメリットにもデメリットにもなる。

カード名

牙のスカルキン/Fang Skulkin (きばのすかるきん)
マナコスト(2)
タイプ

アーティファクト・クリーチャー — カカシ(Scarecrow)

テキスト

(2):黒のクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで萎縮を得る。(それはクリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与える。)

フレーバ
「すべてはバラバラになるもんだ。 でも、生きてるものがバラバラになるのが一番魅力的だね。」
——— グウィリオンのモワフ

P/T

2/1

備考

黒のクリーチャーに能力を付加するカカシ。
しかし、主人公には黒のクリーチャーがいなかったり。

参照 Wisdom Guild

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